木造のメリットとデメリット
注文住宅を建てる際には、どういった建築工法にするかを決めなければなりません。建築工法は大きく分けると、木造と鉄筋コンクリートの2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、しっかりと理解した上で判断するようにしましょう。
まず、木造工法のメリットは、何といっても、鉄筋コンクリートよりも建築費を抑えられるという点です。また、様々なデザインに対応しやすいという点もメリットです。例えば、どうしても北欧風のデザインの建物にしたいという場合には、鉄筋コンクリートだと対応が難しいですが、木造だと問題なく対応することができます。一方、デメリットとしては、鉄筋コンクリートに比べて耐震性や耐火性がやや劣るという点があります。ただし、近年では木造でも非常に強固な作りにできるようになってきていますので、この点は特に心配しなくてもよいかもしれません。
鉄筋コンクリート造りのメリットとデメリット
鉄筋コンクリート造りの最大のメリットは、非常に頑丈であるという点です。過去の大きな地震の際にも、鉄筋コンクリート造りの住宅はほとんど倒壊していません。そのため、特に地震に不安がある方にはおすすめの工法であると言えるでしょう。一方、デメリットは、やはり建築コストが高くなりやすいという点です。木造に比べて建材が高価であることに加えて、建築期間も長くなるため、その分の人件費も余計にかかってきます。木造であれば3、4か月で完成するケースがほとんどですが、鉄筋コンクリート造りの場合は半年程度かかる場合が少なくないのです。
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